各地のサンガ
各サンガでは、毎月の全国共通プラクティスの他、それぞれ独自のプラクティスや集会を実施しています。
詳細はそれぞれのサンガにお気軽にお問い合わせください。
みなさまのご参加をお待ちしております。
この14日間の旅は、2025年2月9日(木)の正午にインドのデリーで始まります。デリーではインドの父であるマハトマ・ガンディーが暮らし、亡くなった場所を訪ねます。現代のブッダを思いおこさせるガンジーの生きた地は、巡礼の始まりとして素晴らしい場所となるでしょう。彼の生き方、精神性、方針は、倫理の生きた実践となりました。
翌日、私たちはバラナシに飛びます。光の都・バラナシでは、ヒンズー教徒が悪いカルマを洗い流すというガンジス川のほとりを訪れます。サルナートでは鹿野苑(ディアパーク)を訪れます。ここでブッダは最初の5人の弟子と出会い、四聖諦、八正道、無我の教えを説き、2,600年経った今も回り続けている「法輪を回した」のです。
その後、ゴータマ・シッダールタが悟りをひらいた地、ブッダガヤに向かいます。またマハーボディ寺院(大菩提寺)で菩提樹の下に座り、ブッダが悟りをひらいた後に訪れた7つの場所を訪問します。田舎を歩いて、ブッダが苦行を行った洞窟や、餓死寸前であったシッダールタに乳粥を差し出した少女、スジャータの村を訪問します。
次にブッダの時代のマガダ王国の首都、ラージギルへ旅を続けます。ブッダがビンビサーラ王と会見したジェティアンを訪れ、サンガに最初に寄進された竹林精舎まで歩き、ブッダが好んで瞑想した場所であるヴァルチャー・ピーク(霊鷲山 りょうじゅせん)に登り、ブッダが入浴した温泉を通って、最初の仏教会議が開かれたサプタパルニ洞窟まで歩きます。西暦5世紀から12世紀にかけて有名な大学があったナーランダを訪れます。この大学は、多くの大乗仏教の教えが発展し、インタービーイング教団の顕現派の系譜の源でもあります。
その後、ガンジス川を渡ってヴァイシャリに向かいます。ここは最初の尼僧が出家し、ブッダが最後の雨安居を過ごした場所です。
その後、国境を越えてネパールに入り、ブッダの生誕地ルンビニを訪問、再び国境を越えてカピラヴァストゥ宮殿へ向かいます。ここは、王子シッダールタが生涯の最初の 29 年間を過ごした場所です。
次に、ブッダが 24 回の雨安居を過ごしたシュラヴァスティへ向かいます。ブッダが呼吸の完全な気づきに関するアナパナサティ・スートラを含む多くの教えを説いた有名な祇園精舎や、恐ろしい殺人者であったアングリマーラを平和の道に改宗させた旧市街を訪れます。これらの場所は非常に感動的で、ブッダが行ったことを体験し、その教えを深く実感することができるでしょう。
ウッタル・プラデーシュ州の現在の州都であるラクノーへ向かいます。翌朝、2025 年 2 月 22 日土曜日に航空便でデリーへ戻り、巡礼は終了します。
*ご希望の場合は、2つのオプショナルツアーとしてタージ・マハルやアジャンタ/エローラ洞窟への訪問を追加することができます。
インドの街は村落部とは対照的で、それぞれに興味深い生活様式があります。
バラナシ / サールナートとブッダガヤはいずれも重要な巡礼地で、大規模な流動人口を抱え、それぞれに独特の特徴を持っています。これらの場所では、現代と伝統のインドがどのように共存しているかを間近にみることができます。
ラージギル、ナーランダ、ヴァイシャリ、クシナガラ、ルンビニ、シュラヴァスティは小さく比較的静かな町で、巡礼者は地元の文化と社会の雰囲気に触れる機会があります。
より地に足をつけ、私たちの周りで繰り広げられる大地と生命に深く触れるために、徒歩で現地を歩く機会もしばしばあります。
魅力的で神秘的なインドを巡るこの旅にぜひご参加ください。私たちは「仏陀の足跡をたどる」ように歩きます。
巡礼は、観光客がほとんど訪れない地域を探索し、多くの点でブッダの時代から変わっていないインドの生活の側面を見て体験する忘れられない機会となります。
私たちは、古代の文化や文明に触れ、ブッダが暮らし、教えを説いた場所を通してその生涯を体験できる変容の旅にあなたをご招待します。
導師シャンタム・セスは、ティク・ナット・ハン禅師の巡礼を 3 回、プラム ヴィレッジのサンガ(プラクティショナーのコミュニティ)の巡礼を数多く企画してきました。ブッダの道を歩むとき、私たちは禅師とサンガの足跡をたどることになります。
シャンタムは、禅師が立ち止まった多くの場所や彼の教え、そしてプラム ヴィレッジのサンガの歴史について語ります。
オプショナルツアー1
愛の記念碑 ータージ•マハル、アグラ城 (2 月 22 日~23 日 )
アグラは偉大なムガル帝国の首都でした。皇帝アクバルは驚異的なアグラ城のスポンサーでした。彼の孫であるシャー•ジャハーンは、最愛の妻ムムターズ・マハルの霊廟として愛の記念碑であるタージ•マハルを建てました。
これらの記念碑は両方ともユネスコの世界遺産です。
オプショナルツアー2
アジャンタとエローラ石窟群(2 月 23 日~26 日)
アジャンタ石窟群:
紀元前 2 世紀に始まり、900 年にわたって、馬蹄形の崖から 26 の巨大な洞窟がハンマーとノミで削り出されました。初期のブッダの信者は、洞窟の暗闇に包まれた隔離された避難所を作り、そこで静かに瞑想しました。ランプの明かりの中でシンプルな道具を使って作られた精巧な仏教絵画や彫刻は、世界で最も重要な文化財の一つであり、この地域はユネスコの世界遺産に指定されています。絵画の主題はジャータカ物語ですが、現代的な宮廷生活んの場面も描かれており、どれも驚くほど洗練されています。アジャンタの絵画には、神聖な芸術と世俗的な芸術の見事な融合が見られます。
シャンタムは、インドで必ず訪れるべき場所が 1 つだけあるとしたら、それはアジャンタの石窟群だと勧めています。
エローラ石窟群 :
近くにはマハラシュトラ州で最も驚異的な古代遺跡であるエローラ石窟群があります。この石窟群は、7 世紀のアジャンタの遺産を引き継ぎ、仏教、ジャイナ教、ヒンドゥー教の影響を受けています。エローラの彫刻は巨大で、彫刻のすべてが生命とエネルギーで脈動しています。丘の斜面に彫り込まれたヒンドゥー教の素晴らしいカイラス寺院は、世界最大の岩をくりぬいた一枚岩です。エローラもユネスコの世界遺産に登録されています。