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マインドフルネスとは

「 マインドフルネス 」 とは、「 今というとき瞬間に目覚めている力(エネルギー)」 です。ここでは毎日の生活の一瞬一瞬で、生きることに深く触れることを続けていくよう実践します。

マインドフルであることは、あなたが今ここにしっかりと生きることであり、あなたのまわりの人たちや身の回りで起きていることと、一つになることです。

お皿を洗っているときも、車を運転するときも、朝のシャワーを浴びるときも、いつでも心と体をひとつに調和させるようにします。

このプラクティスでは、一日を我々が家にいる時とほぼ同じように過ごします。


ただ、歩いたり、座ったり、食べたり、何をしていてもここではそれらをマインドフルにしっかりと意識して行います。


座禅している時だけではなく、一日のあらゆる場面でも実践は続きます。

良き仲間たちにかこまれていれば、より楽しく、落ち着きとゆとりをもって実践できるようになります。
お互いを支えあいながら、外見にとらわれずに、あせらずにのんびりと、大きく心を開いて、実践を楽しみましょう!

呼吸について

呼吸は私たちにとって安定感のある、ゆるぎないよりどころです。

呼吸は、私たちの心の天気(思考、感情、認識)に関係なく、信頼できる友のようにいつも私たちと一緒にいてくれます。

 

過ぎ去ったことを後悔したり、深く落ち込んだり、やらなくてはいけないことに追われたり、

心配ごとで心が散漫になったりしたと感じたときは、いつでも呼吸にもどって心をおだやかに落ち着けましょう。

 

では、鼻から出入りする息の流れに気づいてみましょう。

 

呼吸の働きが軽やかで、自然で、静かで、穏やかであることを感じてください。

歩いている時も、庭仕事をしている時も、パソコンを使っている時も、

一日中どんな時でも、この安らかな命の根源にもどることができるのです。

 

こんなガーター(偈)を唱えてみましょう。

 

息を吸って 息を吸っていることに気づく

息を吐いて 息を吐いていることに気づく

 

息をコントロールする必要はありません。

ありのままの呼吸を感じとります。

 

息は長いときも短いときも、深いときも浅いときもあります。

呼吸に気づく実践をしていれば、息は自然と深くゆったりとしてきます。

意識的な呼吸が心と体を一つにつなぎます。それが一瞬一瞬にマインドフルの力をもたらす秘訣なのです。

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